「予算に飛躍なし」なのにナゼ
先週25日、高岡市議会3月定例会が終わりました。
そこで、予算「案」が可決。
「予算」となりました。
総額1300億円の巨額の税金が皆さまの生活に染みわたります。
私たちは、緊張感をもって、審議しました。
私たち会派「高岡愛」は、市議就任以来、ずっと財政を勉強していますが、
そこで学んだのは、『予算の連続性』と『予算に飛躍なし』という観点です。
これは、予算編成の際の「金科玉条」ともいうべき、
基本的な考え方です。
長年の霞が関の英知が築き上げた言葉です。
「高岡愛」は、賛成の立場から、
討論させていただきました。
焦点は、財政緊急プログラムの1年前倒しの件でした。
会派を代表して、嶋川議員が発言しました。
嶋川議員は、「予算に飛躍なし」という観点からすれば、
「財政健全化緊急プログラムの終了はあまりに突然」と強調。
プログラム終了により、当時カットされた補助金が戻ってくることを
期待している市民は少なくないとし、
「市民への丁寧な説明が必要」とただしました。
緊急プログラムが終了しても、
高岡市は1000億円もの借金を抱えているのです。
今後、市役所本庁舎、市民会館、学校施設など数多くの公共施設の
建築や修繕に迫られています。
今回の議会では、紆余曲折ありました。
3人会派がいかに力がないかも痛感しました。