「消滅可能性都市」高岡は回避されたが・・・
よく30年先を見据えた政治をすべきだという考え方をよく聞きます。
そうなんです。私もその考え方に共鳴し、将来を見据えて政策を打ち出すべきだと
考えています。
その点を踏まえると、
きょうの新聞報道は、30年先の未来を描いています。
消滅可能性都市について大きく報じられています。
消滅可能性都市といいますと、なんだか、物騒な言葉ですね。
この定義はこうなっています。
出産をするのは、主に20歳から39歳の女性。
この女性の人口が2050年に50%減少する自治体を指しています。
富山県内は、氷見、南砺、上市、入善、朝日の2市3町でした。
高岡市はといえば、41・8%の減少です。
50%を下回っていますが、決して誇れる数字ではありません。
減少率をみると、富山市(27・7%)、射水市(31・9%)、砺波市(35・5%)、
滑川市(30・3%)などと比較すると、高岡市のマイナス幅は、大きいのです。
この結果、あと26年先の高岡市の人口は11万9270人になる見通しです。
今より、5万人人口が減るのです。
もちろん、本当にこんなに減少するかどうかはわかりません。
ただ、政府のお墨付きもある
人口戦略会議が厳しい状況だと指摘、
自治体に発破をかけているのです。
自治体側からすれば、こうした厳しい状況を回避しなければなりません。
そのためには、どうすべきか。
移住政策を強化する必要もありますし、子育てしやすいまちづくりに力を入れる必要もあるかもしれません。
人口問題には危機感をもって対処すべきですね。
30年あとの未来の高岡市民の笑顔を増やすためには、
今が勝負なのです。