「生涯子供なし」最大42%記事に驚愕
今日付の日本経済新聞の記事を読んで、
ある50代の女性が驚きました。
最大で42%の女性が生涯にわたって子どもをもたなくなるとの
推計値が掲載されたからです。
「私たちの時代では、結婚して子供を産むのが常識だったのに、今の子どもたちは全く関心がない。私の娘も結婚に関心ないのよ」。
日本経済新聞の報道では、
男性の場合はさらに高く、5割程度になるとしています。
先進国の中でも突出した水準です。
確かに私の29歳と27歳の2人の息子たちも結婚に関心を抱いていません。
この推計は2005年生まれの18歳の女性の数字です。
50歳で子どもを持たない女性を「生涯無子」というのですが、
国立社会保障・人口問題研究所が推計したものです。
ちなみに今年53歳になる、1970年生まれの女性の生涯無子率は27%です。
日本以外の先進国は1、2割程度なので、先進国の中で極めて高い水準です。
この記事には、
「生涯独身でいいと考える人」のグラフもあります。
18歳から34歳の未婚者を対象にしたものですが、2021年では60%近くに達しています。
急増しているのです。つまり、少子化というのは、結婚するかしないかが大きく左右しているのです。
データを見る限り、「結婚」は大きな政策テーマです。