コロナ危機でも「明けない夜はない」

 

オミクロンの感染拡大で、高岡の繁華街「タカマチ」は大ピンチです。

川島国県議(高岡市・福岡)が動画で、すでに報告していますが、

僕もきょう、現場を取材しました。

取材先は、飲食店と市役所です。

 

「去年に比べてもはるかに厳しい。どんどん店を閉じるのではないか」。

タカマチでは、あちこち、そんな悲鳴を聞きました。

客が少ないのですが、それだけではありません。

協力金がないのです。

休業要請や時短要請が出ていないので、

協力金がお店に届かないのです。

 

そんな状況に、行政はどう対処するのか。

富山県、高岡市、ともに、これまでのような協力金は今のところありません。

ただ、目を凝らすと、国が動いています。

「事業復活支援金」という制度です。

個人で経営する居酒屋やスナックの経営者も対象となっています。

 

申請期間は1月31日に始まり、5月31日までです。

もう始まっていますが、まだまだ先は長い。

皆さま、安心して

「事業復活支援金」について、勉強しましょう。

 

「どんな人が貰えるの?」。

そんな疑問が出てくるでしょう。

 

対象となるのは、去年11月から今年3月までの売り上げが30%以上減少した人です。

といっても、2段階があり、「マイナス50%以上」と「マイナス30%から50%未満」。

減少幅により、金額は違ってきます。

 

オミクロンで売り上げ減少の方にぴったしです。

補助金では、個人が最大50万円、法人が250万円です。

 

この補助金制度で、注目すべきは、比較対象の月です。

2018年11月以降となっているのです。

つまり、コロナで苦しんだ去年と比較しても、意味はない。

「30%、50%減っていない」という人は多いでしょう。

 

そんな人向けに、「2018年11月以降」なんです。

この年なら、コロナの影響はゼロです。

4年前との比較なら、30%、50%減っているかもしれません。

 

申請方式も、かなり簡単ということです。

 

とにかく困っている人に使いやすい制度を。

経済産業省の役人が必死に考えたのです。

 

さて、皆さま。コロナの感染拡大で、深刻な影響が出ています。

不安な毎日をお過ごしになり、恐縮しております。

 

「明けない夜はない」。シェークスピアのマクベスの言葉です。

コロナもきっと終わりが来ます。

それまでの間、高岡市、富山県、日本政府。

今が出番です。皆さまの生活に少しでもご支援できるようように、

僕自身、全力で頑張ります。

 

 

 

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