”100歳以上”で考える高岡市「健康長寿」戦略
叔母が101歳で亡くなりました。母は5人きょうだいの末っ子ですが、
これで末っ子の母1人となりました。ちなみに母は88歳です。
叔母101歳。天寿を全うしたのですが、最近、100歳を超える人、よく聞きますよね。
そこで、調べてみました。
高岡市ではいったい何人いると思いますか。
今年3月末時点で176人です。去年も176人、おととしは164人です。
多いはずですね。
ちなみに、私が生まれる前の年、1963年は全国で153人しかいませんでした。
1000人を超えたのは、81年。1万人を超えたのは98年です。
双子のきんさんぎんさんがテレビで人気者になったのは1990年代前半です。
当時は、珍しかったのです。
しかし、今では全国で9万人を超えています。
高岡だけで176人。60年前の全国の153人を上回っています。
ちなみに、90歳以上となると、今年3月末時点で高岡市では4420人、
去年は4305人、おととしは4270人です。
90歳以上の人、増えていますね。うちの母親も来年には90歳になります。
せっかく長生きしているのなら、
健康長寿であってほしいですね、
高岡市も、長寿の街にしたいですね。
見習うべきは、京都府最北部の京丹後市です。
ここは人口10万人当たりの100歳以上の人の割合は全国平均の3・1倍あります。
地域に根差した、食や運動などがいい効果を生んでいるといいます。
日経新聞によりますと、
地域の産物が豊かで、住民の多くは幼い頃から甘辛く煮たサバを酢飯に散らした「丹後ばら寿司」やサトイモの茎を使った「酢ずいき」といった郷土料理を食べて育ってきたといいます。
また、弘前大の調査によれば、京丹後市は、高齢者がプライベートな話題ができる友人の人数も多く、
高齢者が孤立せず積極的に会話ができる環境が整っているといいます。
京丹後市観光公社はヘルスツーリズムを打ち出し、京丹後の健康長寿を世界に広めたいそうです。
高岡市も健康長寿を売りにしたいですね。