島根が奮闘・・・人口の受け皿に
前回お伝えした「持続可能な地域社会総合研究所」所長、藤山浩さんが、人口の“受け皿”となっているとするのは、島根県です。
中山間地や島しょ部などに、流入する見通し。例えば、離島の海士町。
「消滅の恐れ」と待ったなしと言われていたが、人口はすでに増加に転じ、2060年には、
現在の2倍以上の5千500人になるという。
海士町では、町長が自らの給料を減らし、行財政改革を断行する一方で、地元産物の販売の強化と若者の移住促進策を打ち出しました。こうした行政の取り組みが、若者の田舎志向に合ったのです。
島根県は、高齢化率が全国一という不名誉な地位に長くいたため、定住対策などを必死で取り組んでいます。
長い時間かけて、結果は次第に出てくるのです。
焦ってはいけません。地道な改革を積み上げる必要があるのです。
政府は「転職なき移住」の旗を振っています。その大きな流れをどうとらえるのか。高岡市にとっては大きなチャンスなのですが、ほかの市町村も手をこまねいてはいません。「移住新時代」が到来しました。私は高岡市議会議員として、勝ち抜くための新たな戦略を提言していきます。