空き校舎にサテライトオフィス
私の住む富山県高岡市で課題となっているのは、空き校舎の問題です。先月中心商店街に近い平米小学校が廃校となりました。利活用するのか、それとも壊すのか。まったく白紙の状態です。さらに、今後も続々、空き校舎が発生し、このまま放置すれば、高岡市に10もの空き校舎が生まれることになります。巨大な廃墟になる恐れがあるのです。
空き校舎は、全国的な課題です。ほかの自治体はいったいどのように対応しているのでしょうか。高岡市と人口が同じ規模の出雲市(17万2000人)の現状を視察しました。
私は5月のある日、出雲市に向かいました。空港から車で40分、海岸沿いの細い道を通って、たどり着いたのは、日本海を見下ろす高台です。見上げると、3階建ての白っぽい建物。それが日御碕サテライトオフィスです。今年3月にオープンしました。周囲は山々に囲まれ、自然豊かな環境です。閉校となった出雲市立日御碕小学校の跡地を利用したものです。高速のインターネット回線も完備しています。
縁結びの神様として有名な出雲大社や、日本一の灯台の日御碕灯台もあり、休暇と仕事を兼ねた「ワーケーション」にはうってつけというのが出雲市の売りです。
サテライトオフィスに整備したのは3階部分です。8530万円の整備費のうち、4分の3は、テレワーク交付金で国からお金が出ています。
なぜ、小学校がサテライトオフィスになったのか
これ以降は
以下のニュースで近く公開されます。
https://japan-indepth.jp/