市民の力で政治が変わる
今、高岡市議会議員として活動させていただいていますが、地元で高校を卒業して上京しました。その後、さまざまな体験をさせていただきました。それが今の自分の考え方や行動のベースになっています。就職して以降、常に政治と向き合ってきました。
私は大学で政治学を専攻しました。当時はアメリカ では、レーガン大統領。一方、ロシアではゴルバチョフ大統領。
東西冷戦の構図などを勉強しました。
政治が変わると、痛感したのは1989年11月9日です。この日、東西ドイツを隔てる「ベルリンの壁」が崩れたのです。東ドイツ政府は、市民がベルリンの壁を越えて自由に通行することを認めたのです。東ドイツの市民の自由を求める声に、政府は抵抗できなかったのです。その後、ハンマーで壁を叩き壊そうとする市民の映像などが流れていました。市民が泣いて喜ぶ様子などもテレビで映し出されました。
その時、私はいてもたってもいられず、現場に向かいました。
そして、東ヨーロッパで次々に共産党の独裁政治が倒れる現場を見たのです。
どんなに強固なしがらみ社会も、市民の怒りに火が付いたら、きっと変わるのです。市民のパワーを信じています。