「馴れ合い」御法度
3月議会の定例会の開催を前に、
高岡市議会は慌ただしくなっています。
当局説明です。
3月の定例会は、来年度当初予算案が審議されます。
一般会計と特別会計を合わせると1300億円。
巨額の税金の使われ方です。
我々議員もしっかり、チェックしなければなりません。
議員にとって、最も大事な時期が今なのです。
市役所当局は先週、予算に上げた政策について議員に説明しました。
そのやり方は独特です。
市役所の担当部局が会派ごとに順番に回るのです。
人数の多い会派からの順です。
当初予算だけに、新規事業なども盛りだくさん。
我々「高岡愛」が1日に40もの政策の説明を受けたのは、
10日木曜日でした。午後に4時間以上。
入れ替わり立ち代わり、市役所の担当者が
高岡愛の会派室に入ってきました。
一つ一つの政策について深く聞く余裕はありません。
担当部局が次々に、控え室の前で待っているのです。
疑問点などを聞こうと思いましたが、「次の部局が待っているので」。
結局、時間切れとなりました。
市役所議会棟は午後6時に閉まるのです。
疑問点などは月曜日以降、また聞きます。
納得いくまで政策を問いただす。それが大事な議員の仕事です。
2元代表制の根幹だと思います。
市長も選挙で選ばれたのですが、市議も選挙で選ばれています。
当局と議員との「馴れ合い」は御法度です。
市民に寄り添う政治が大切なのです。
この時期、当局に対して、厳しい姿勢で臨みます。