「米粉」、食糧安保も追い風
食料自給率38%。
ウクライナ危機による小麦価格の高騰。
一方、コメに関しては、コメ余りで、価格は下落気味。
小麦は大半が輸入されていますが、コメはほぼ国産です。
不安定な外国産品頼りより、やはり国産を食べたほうがいい。
食料安全保障の観点からも、米粉が再び注目されています。
米粉パンってうまくないというイメージがありましたが、
それが一変しました。私は大阪府八尾市にある西村機械製作所で、米粉パンを食べたのです。
美味しかったです。シフォンケーキもふんわりとして、軽い感じです。カロリーも低そうで、ヘルシーな味わい。
カヌレも程よくしっとりしていました。
この会社はパン屋やケーキ屋ではありません。
知る人ぞ知る、米粉をつくるための機械を製造しているメーカーです。
パン屋やケーキ屋、さらには製粉会社に、機械を納入しているのです。
米粉でいろいろな料理ができます。小麦粉に代わる食材になるのです。
パスタやお好み焼き、さらにはてんぷらやから揚げの衣にも使うことができます。
米粉は、小麦粉に比べ油の吸収率が低く、フライ料理にすると、さっぱりとしたヘルシーな味になります。
米粉が脚光を浴びる
もう一つ大事なキーワードがあります。
「グルテンフリー」です。小麦粉にはグルテンというたんぱく質が入っています。
グルテンが入っていない食生活生活。
「グルテンフリー」を実践すれば、
健康や美容にいいと言われ、欧米で大ブームなのです。
火付け役は、ある大物です。
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