「脱一律」教育にはデジタル!?

画一的な教育ではなく、一人一人の個性に応じてどう教育するのか。

高岡市でも多くの不登校の子がいる中、

私は、切羽詰まった問題だと思っています。

5月7日付の日本経済新聞に興味深い記事が掲載されていました。

イギリスのある中学校では、1500人の生徒のデータを分析し、

それぞれの生徒の成績向上策を探っているというのです。

つまり、テスト結果や経済水準などを分析し、教員が生徒の苦手教科の克服法を考え、

補習・家庭訪問の必要性を判断しているというのです。

イギリスの学校がデータに注目したのは1990年代後半です。

それ以来、データを活用。同じ教室にいても個々のレベルに応じて指導する考え方を根付かせたというのです。

参考になりますね。

不登校の防止にも役立ちそうですね。

それに、もっと勉強したい子どもたちに寄り添うこともできますよね。

 

また、今日付の日経新聞も、面白かったですね。

2018年の国際学力テストでトップ級に躍り出たエストニア。

デジタル教科書を1カ月に30回は更新しているというのです。

デジタル教科書が急速に普及する中、

世界では、デジタルの特性を生かして内容を柔軟に更新していくタイプが中心になっているそうです。

一方、日本では、24年度を「デジタル教科書元年」と位置づけていますが、

日本のデジタル教科書は法律で内容からレイアウトまで「紙と同じ」。

内容に影響する学習指導要領の改訂はほぼ10年ごとなのです。

もちろん日本の教科書検定の良さもありますが、

10年ごとのスパンというのは、

情勢に合わせて更新しくにいですよね。

 

私は結局、教育問題が高岡、そして日本の明日を決める大事な問題だと、

思っています。デジタルの大波を受けて、どのようにカイゼンするのか。

私も必死に考えます。

 

 

 

 

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