お釈迦様と国泰寺管長の教え

国泰寺の開山忌に昨日行ってきました。
 
読経、尺八の音色など幻想的な雰囲気に
 
包まれておりました。

そんな中、45年前の記憶が蘇りました。

当時、私はしばしば、国泰寺の稲葉心田管長に

会っていました。母が仕事の関係で、よく行き、

私を連れて行ったのです。

ある日、前面に「YUZURU」という名前が書かれていたTシャツの私を見ると、

稲葉管長は、お釈迦様の弟子の話を言い出しました。

 

「お釈迦さまの弟子の中で、最も愚かだと言われている人がいた。この人は自分の名前さえ忘れてしまうので、

いつも大きな名札を首からぶら下げていた。その弟子は、『自分はどうしてこんなにも愚かなのですか』と、

お釈迦さまにたずねた」。

その後のお釈迦さまの返答がすごいのです。

「お前はけっして愚かでない。なぜなら自分が愚かだということを知っているからだ。

愚か者でありながら自分が愚か者たることを知らぬのが、

ほんとうの愚か者でである」。

 

こんなストーリーだったと思います。

 

私は社会に出て、ジャーナリズムの道に進みましたが、

取材現場で稲葉老師の言葉をよく思い出しました。

このお釈迦さまの「弟子」のように、自らの特性や現状を素直に認識して、対策を打ち出すのが大事なのです。

現状認識と打開策。

企業にしても、地域にしても、そして一人の人間としても、そうしたプロセスこそが

鍛えてくれるのです。

それは地域再生にもつながります。

 

 

5月30日議会運営委員会、31日立野でランニング

6月1日、議会質問の調査、市民と意見交換、定塚町1丁目懇親会

2日、自民党高岡市連の会議、支援者と会合

3日、国泰寺開山忌、高岡ライオンズクラブ、会派説明、支援者と会合

4日、野上高岡講演会総会、五箇さんの葬儀、財政勉強会

 

 

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