カラスの檻と「スモールサクセス」
きのうの朝、カラスの檻にカラスが10羽以上つかまっていたことを
フェイスブックで紹介すると、多くの方から「最近カラスが少なくなっているような気がする」との
感想をいただきました。
そうですね。私もそう感じています。糞の害も確実に、少なくなっています。
本当に減っているかどうかわかりませんが、対策は効果を上げています。
私はよく「カラス議員」と揶揄されることもあります。
カラス対策をひんぱんに訴えているからです。
「議員たるもの、たかがカラスになぜそんなに騒ぐのか。カラス以上に大切なことがあるだろう」。
そうですね。もちろん大切なことは数多くあります。
でも高岡全体が変わるためには、カラスの問題は大切なのですよ。
私は経済記者として、30年にわたり、東京、ニューヨークで取材してきました。
そこで、数多くの経営者の方々から、変革の手法について学びました。
その中で印象深かったのは、「スモール・サクセス」という言葉です。スモールは「小さい」という意味。サクセスは「成功」です。
つまり、どんなことでもいいから、成功すれば、組織、いや地域全体が変わるという意味です。
一つの成功体験は飛び火するのです。
スモールサクセスの積み重ねで、高岡が変わる。私はそれを確信しています。