初心忘るべからず「公正な政治」を目指す

高陵小学校、高陵中学校の入学式を終えて、「初心忘るべからず」という

校長先生の言葉が印象に残りました。

振り返ると、私は初心を忘れることも多かったのです。

中学、高校、大学。入学の際には勉強するぞと意気込んでいました。

しかし、ずるずると、日常に流されてしまうのです。

志貴野中学を卒業、念願の高岡高校に入りました。

しかし、生徒会長、ラグビー部、応援団と、勉強以外のことばかりに熱中しました。

成績は下がり、受験校はすべて不合格。

結果的に一浪。予備校では、誰よりも猛勉強し、ぐんぐん成績は伸びました。

そして、志望校の早稲田大学政経学部が振り向いてくれました。

念願の大学です。

当時はバブル期です。遊び惚ける学生も多かったのですが、私は勉強して

弁護士資格をとろうとも考えました。

しかし、もっぱら関心事は世界でした。

作家、沢木耕太郎の「深夜特急」に憧れ、一人で放浪の旅に出たのです。

3カ月かけてインドからギリシャまでバスや列車の陸路で旅行したり、中国大陸を1カ月以上彷徨ったりしました。

バブル期で豊かな日本との違いに驚き、戦争や貧困、差別の問題などを必死に考えました。

「公正な社会」を目指して、就職先としてマスコミを選びました。

時事通信社に11年勤め、テレビ朝日に19年勤めました。

時事通信では、いち早くニューヨーク特派員になりました。

テレビ朝日では、担当していた報道ステーションは、政治経済中心の史上最強の報道番組になりました。

作家としては、ベストセラー「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」も出版しました。

テレビ、新聞、出版。30年間、マスコミの世界に身を置きました。

幅広く仕事をさせていただきました。

さて、今は地元の政治家です。

社会人になった初心を思い出し、

「公正な政治」を目指します。