台湾獅子舞が高岡に・・・その理由は
このゴールデンウィークの台湾の獅子舞が高岡市にやってきました。獅子舞といっても、日本のものとは、違います。明るい色彩の衣装に身を包み、動きは実にアクロバティック。2人が獅子舞の中に入って歩き回り、時には後ろの人が獅子頭を被る人を肩車で担ぎます。獅子が立ち上がっているように見えます。
駅前の中心商店街はこの日、歩行者天国となり、大勢の人が詰めかました。熱心に鑑賞し、拍手が鳴りやみませんでした。住民の中では「高岡にいながら台湾に旅行しているようだ」「日本の獅子舞と違って興味深い」などの声が聞こえました。ポストコロナ、新しい時代を印象付けるシーンでした。
富山県は、獅子舞を継承する団体がおよそ1000あり、日本一の獅子舞が盛んな県です。こうしたことから、高岡市では毎年5月3日(祝)、中心市街地で高岡獅子舞大競演会を開いています。例年各地の獅子舞が舞うのですが、今年は、初めて海外の獅子舞が招待されました。
仕掛け人は、高岡市の建設会社、塩谷建設の社員、台湾の李宗達さん(41)。李さんは1年前から塩谷建設で働いています。
李さんは、日本に来て、祭りの多さに驚きました。そして、獅子舞大競演会に、ぜひとも故郷台湾の地元、台北市萬華区の獅子舞に参加してほしい。そう思って去年11月ごろに塩谷洋平社長に相談。塩谷社長も賛同し、今回、実現したのです。李さんは「高岡市の子どもたちを海外につなげたいのです。次世代の子どもたちのため、種をまきたいのです」と指摘。その上で、「高岡など県西部には文化も、自然も豊かですが、立山とか黒部などの県東部に旅行する人が多い。高岡など県西部をもっと知ってもらいたい」と話しています。
4月
26日 自民党全体役員会
28日 後援会の打ち合わせ、定塚体育振興会の総会
29日 金屋のさまのこ
30日 御車山祭の宵祭り
5月
1日 御車山祭
2日 富山競輪で近谷選手応援、班長会議
3日 神明社春季例大祭、獅子舞大競演会
4日 福岡の街づくり協議会の打ち合わせ
5日 桂書房で、支援者出版の打ち合わせ
6日 モーニングラン、各種団体の総会