空き校舎の草むしりを終えて

9月に入りました。

この夏、私が毎日やったのは、旧平米小学校のグランドの草むしりでした。

閉校したのは、4月。わずか4カ月ほどでグランドでは、雑草が広く生い茂っていたからです。

草むしりは、地元住民の有志、平米自治連合会の副会長、山崎勝久さんが提唱しました。

本人は健康のためと言っていますが、熱き地元愛があったからこそです。

 

ラジオ体操の前後の時間です。30分ほどなのですが、子どもたちも雑草を引き抜いていました。

「自分たちが通っていた学校なんだから、グランドは雑草ぼうぼうでは可哀そうだ。」と子どもが言えば、

大人は「『高岡の学習院』と言われた母校なんです。廃墟になるのは、あまりに悲しい」と嘆いていました。

グランドの3分の1ぐらいは、草むしりしましたが、草をむしった後からまた草が生えてきています。いたちごっこです。

 

しかし、この草むしりはさまざまな効果がありました。

住民同士が話し合う時間となりました。

地元の財産である校舎の将来について、皆さん、それぞれの思いがありました。

そんな思いを語り合っただけで、成果です。

また、私たちが草むしりしたスペースで、

子どもたちが遊んでいます。

草の生えていないところの方がやはり、子どもたちが好んでいるのです。

 

この平米小学校の校舎は巨額の資金をかけて

耐震工事を行いました。

真新しくエアコンも完備。

さらに、一人一台パソコン導入に伴って、

通信設備も整備しました。

巨額の税金が投じられているにもかかわらず、

雑草ぼうぼうで放置されているのです。

 

そんな大人の行動を、子どもたちはどうみているのでしょうか。

 

8月29日 会派説明

30日 町内の打ち合わせ、市民との対話、後援会打ち合わせ

31日 広報公聴委員会、議会運運営委員会、代表者会議、市民団体と対話

1日 射水神社、銅器関係者との打ち合わせ、班長会議

2日、大仏祭りの準備、高岡ライオンズクラブ

4日、トレイルランニング

 

 

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