6月定例会④謝罪と撤回を求められた私の質問
さて、今回通告制の引き金となったのは、6月26日の総務文教委員会の
私の質問です。
7 月 19 日に、総務文教常任委員会審査概要報告書が公表されたので、
市民の皆さまにお伝えします。
市のホームページに記載されています。
謝罪と撤回を求められた私の質問です。
市長の出張について
【質問】現在は令和6年6月定例会の会期中である。私は、議員になってすぐ、定例会中
は県外に出るなと言われた。これが明文化されているかどうかは不明だが、今朝の
新聞を見たところ、現在、市長は東京に出張をしている。定例会中の市長の出張に
ついては、どのように捉えているのか。
【答弁】 旅費に関する条例や規程、運用上の内規では、会期中に出張してはならないとの
明確な規定はない。そのため、会期中であっても必要があれば、出張することはあ
り得ると考えている。
【質問】令和6年6月 25 日の市長の日程は、16 時 30 分から企業訪問となっていた。どの
ような企業をどのような目的で訪問したのか。
【答弁】 今回の市長の出張は、全国市町村職員共済組合連合会の役員会への出席である。
富山県市町村職員共済組合の代表として東京の会議に出席している。また、企業訪
問については、企業誘致についての情報交換や企業版ふるさと納税の協力要請とい
った内容で、上京の際には機会を捉えて本市にゆかりのある企業の方々を訪問して
意見交換をしている。
【質問】 16 時 30 分というのはかなり遅い時間だと思う。なおかつ、その後、YouTube の
動画で、市長が都知事選挙の候補者の応援をしている動画が流れた。先般、自治体
職員が海外視察中にオペラを見たということで問題になった。市長においては、公
務での出張かもしれないが、その間に選挙応援という公務になじまないことをする
と、市民からは何をしているのだという声も聞こえてくる。結果的に本市全体の信
頼にも影響が出ると思うが、見解は。
【答弁】 市長の行動に関しては、私たち職員が特にコメントする立場にはないと思ってい
る。 市町村長は特別職の地方公務員である。先ほど自治体職員の話も出たが、一般職
の職員で制限されている政治的行為は特別職には当たらない。一般的に首長が選挙
応援等に行っているのは、いわゆる政務活動だと理解している。
【質問】 公務員と特別職との違いは理解している。しかし、基本的に出張へ行くというこ
とは、公費という形であることは同じだと思っている。先ほど、企業訪問について
は本市のゆかりの企業へという話があったが、緊急性はあるのか。6年7月には予
算要望で上京する機会がかなりあると思うが、そうしたタイミングでも良いのでは。
なおかつ、市町村職員共済組合の件についても、本日 10 時半からの予定だが、本
当に前日から行かなければならなかったのかと思う。また、市民からは、本市は被
災支援をいただいた自治体へ御礼に行く回数が多いとの声も聞いている。確かに新
聞を見ると相当数行っており、これからの数を含めると 29 自治体ある。御礼は良
いことだと思っているが、御礼の方法として、実際に行かなくても、手紙やオンラ
インで済ませる方法もあると思うが、見解は。
【答弁】 今般の震災では、多くの自治体から救援物資や応急給水をいただき、職員につい
ても派遣をいただいた。大変ありがたい支援をいただいており、その御礼は当然す
べきだと考えている。市長等が訪問した先々では、今後の災害に備えた相互の協力
体制や今後のさらなる連携についての依頼をしており、また、実際に災害に遭われ
た自治体の首長と話をして、災害時の対応等について意見交換等もしている。今回
の訪問は非常に意味のあることだと考えている。