9月議会②高岡市民体育館、再開めど示さず
古城公園を散歩していると、よく聞かれるのは
能登半島地震の影響で1月から休館している東洋通信スポーツセンター(市民体育館)についてです。
そこで9月定例会では質問しました。
(質問)長年市民に親しまれている市民体育館はいつ、どうなるのか。私は現状や経過報告、見通しを市民に示すべきだと思っています。令和5年3月定例会では、山口議員の質問に対し、教育長は「現段階では、具体的な費用やスケジュールについてお答えできない」と答弁なさいました。それから、半年たちます。東洋通信スポーツセンターについて、修繕の進捗状況はいかがでしょうか。
(答弁)東洋通信スポーツセンターについては、令和6年能登半島地震の発災以降、天井から落下物の危険性があることから、利用者の安全確保対策を終えるまでの間、臨時休業としている。
現在、施設の再開に向けて、天井などの調査を行い、落下の危険性や損傷が確認された天井材の落下防止措置を行っている最中であることから、現時点では一般開放できるがお示しできない。施工業者とも調整を図りながら、一日でも早く一般開放ができるよう努めてまいりたい。
(質問)市民の中では、老朽化に伴い解体するのかという声も出ています。東洋通信スポーツセンターは老朽化が進んでいるが、今後はどのような対応方針なのでしょうか。
(答弁)教育将来構想検討会議から、本市における「体育施設の在り方」に関する報告書を提出していただいた後、その内容も十分参考にさせていただきながら、東洋通信スポーツセンターへの対応も含め、将来を見通しした体育施設の具体的な整備計画をできるだけ早く示す。