地震でも「減額や先送り事業なし」高岡市予算案①

おととい高岡市議会3月定例会で私はこんな答弁をいただきました。

「当初予算案おいては、能登半島地震の直接的な影響により、減額や先送りした事業はない」。

え、びっくりしました。1月1日能登半島地震が発生しましたが、地震対応の予算をねん出するため、

急きょ予算案を組み替えたのではないかと思っていたからです。

私は緊急性のない事業などは、先送りするすべきだと訴えましたが、

実際には、減らしたり、先送りしたりした事業はなかったのです。

 

一方、氷見市の予算案では、今回の地震を受けて急きょ、事業を先送りしました。

具体的には、運動公園のテニス場の改修工事、道路の改良工事、ふるさと発見館の実施設計、市営漁港の整備改修などです。

緊急性のないものは、先送りしたのです。総額7億円といいます。氷見市の7億円というのは、高岡市の予算規模なら21億円です。

財政課は通常業務の2倍、3倍の忙しさになりました。

林市長は、とにかく災害復旧に力を入れる方針を示しており、それに沿った形です。