株価高騰なのに「エンゲル係数」高い

 

株価が4万円台を超え、東京から聞こえてくれるのは、陶酔感です。

企業業績も好調なので、株価は日本経済の実力を反映しており、まだまだ上昇が続くという見方です。

バブルを懸念する向きは少ないようですね。

企業は絶好調なのですが、普通に暮らしていて、実感はないですよね。

賃金上昇が物価高に追い付いていないのです。

それを象徴するのは、エンゲル係数。27・8%と、2000年以降、最も高いのです。

エンゲル係数とは、消費支出に占める食費の割合です。

物価高で、食費にお金をいっぱいつかっているのです。

エンゲル係数が高いというのは、生活の苦しさを示しています。

 

私は政治家として、「株価」だけでなく、「エンゲル係数」も見て、政策を打ち出したいですね。