少子化対策は給料アップが不可欠

データを分析する。それが政策立案につながります。

私はきのう付の北日本新聞の持論というコラムに膝を打ちました。

私がかねてから主張していたことと同じだったからです。

執筆者は、高岡出身の元環境事務次官、炭谷茂さんです。

厚生労働省の官僚だっただけに、

少子化問題に詳しいようです。

現在の人口減少は社会の危機感は薄いものの、「非常事態」だと喝破。

その上で、少子化の原因について、

経済格差が最大の要因だと指摘しています。

 

保育対策や妊娠・出産支援、幼児教育無償化などの対策をおこなってきたが、

効果は上がっていません。

炭谷さんは、若い世代の収入の安定が急務だというのです。

 

若者の給料は上がっていない現状は別の分析にもあります。

6月28日付の日本経済新聞は、

新卒で就職して10年間たったら、

どれだけ給料があがったのかという調査をのせていました。

給与水準を20台前半を100とすると、

30代前半はどれだけの給料を得ているかという分析です。

90年が151・0だったのですが2020年は129・4です。

30年で14%縮んだのです。

また、20代独身の平均可処分所得は2020年に271万円ですが。

1990年には318万円でした。15%減です。

健康保険や厚生年金保険の負担が大きくなったのです。

給料を上げることが少子化対策に直結します。

もちろん給料を上げるのは簡単ではありません。

経済全体を底上げすることが必要です。

長期的な視点に立った政策を考えていきます。

 

主なスケジュール

6月28日、共同通信の太田昌克氏の講演、古城公園を愛する会の総会、参院選関連の自民党会合

29日、神明社の夏越しのお祓い、サリーズでランニング

7月1日、片山さつきさんの応援、射水神社のお祈り、高岡ライオンズクラブ、会派説明、動画撮影

2日、ラグビーを小学生に教える、赤ちゃんの泣き笑い

3日、松太枝清掃

 

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