空き校舎問題、待ったなし
高岡市議会6月定例会の一般質問がきのうで
終わりました。私が質問したのは、初日です。
テーマは空き校舎問題です。
平米小学校が廃校になり、すでに2カ月以上。
雑草が生え、手つかずの状態になっています。
いろいろ質問しましたが、ここでは3つだけ取り上げます。
①「平米小学校の利活用の検討をいつ終えるのか」
②「高岡全体の空き校舎について基本方針を策定するつもりはあるのか」。
③「住民に開放するつもりはないのか」。
その答弁は
①検討を終える時期については、明言するのは「難しい」。
②基本方針については、「統一的な方針を定めるのは難しい」。
③地域住民への開放については「考えてない」
この答弁をケーブルテレビで見ていた多くの人から連絡を受けました。今後、統合が進む多くの地域から不安の声が
上がりました。
ある市民の方は「県が南砺福光高校の跡地について、動いているのに、どうして高岡は動かないのか」と
憤っていました。
その方は、北日本新聞を読んだといいます。
ちょうど、私の質問内容が出ていた日の朝刊です。
その新聞報道によれば、
南砺福光高校は今年3月に空き校舎となりましたが、富山県教育委員会は
昨年度から、庁内でワーキンググループをつくって、
民間活力の導入に向けて市場調査を実施。
宿泊やスポーツ施設などいろいろな活用案を受けました。
年内をめどに公募型プロポーサルを実施するというのです。
同じく3月に閉校した泊高校については、
企業誘致を目指しています。
今年度、土地の測量や解体工事の設計に取り組むそうです。
南砺福光高校、泊高校。どちらも早い対応ですね。
「空き校舎を放置しない」。その精神が貫かれています。
私は平米小学校の空き校舎の問題も待ったなしだと思っています。
今後、どんどん増えるからです。
2年後には、横田、川原、東五位、千鳥が丘、4年後には定塚、
5年後には西部中学校、6年後には伏木、古府、太田の各小学校が空きます。
廃墟ばかりのまちになるのか。それとも、利活用で、新しい高岡に生まれ変わるのか。
今後高岡市「100年の計」にかかわる重要な問題です。
危機感をもって、空き校舎問題に対応すべきだと思っています。
主なスケジュールは以下です。
10日、公民館視察、自民党会合
11日、定塚校下防犯組合連合会会合、松村謙三を学ぶ会、高岡ゆかりの山本有希子さんコンサート
12日、朝市、ランニング、山野前金沢市長と懇談
13日、6月定例会で質問、
14日、6月定例会
15日、6月定例会